こんにちは!
今日は、私の指導方針ついてお話ししたいと思います。
私の指導の根幹は「徹底的に自分で考える力をつける」こと。
生徒の質問には2パターンあります。
①そもそも問題を読んでいない。
いや、本人は「読んだ」というけど、それは文章を「見た」だけ。
「見た」けど、なんか難しそうなこと書いてあるし、理解するの面倒くさいし、先生のとこに聞きに行ってこよ!
というパターンです。
こういう子は問題を解説してもらう、のではなく
「答えを教えてもらいたい」という思惑いっぱいの子。
②問題の読み方が分からない子
どこにを読んだらいいのか、何を聞かれて何を答えたらいいのか、
文章として読めていない子。
どちらのパターンでも、私がすることは、まずは一緒に問題を読むこと。
。
そこで①の子に多いのは、超特急で読む!
ものすごい速さで、だぁーーって!読む!
速く読んでわかるわけがないんです。
「え?今ので、意味わかったん?センセ全然わからんかった!もう少しゆっくり読んで!」ともう一度読ませます。
すると、「あ、分かった!」と席に戻る子が半分。
読むのと理解するのは違うのだと、徹底します。
残りの半分は、問題のベースとなる考え方(学研では”囲みの問題”といいます)を解説します。
それで、分かっていく子がほとんど。
最後まで理解できない子は、その問題を再度読み、何を求めないといけないのか、どうやって解くのか、”囲み”を確認しながら説明します。
②の子は、言葉の認識ができていない子が多いですね。
例えば”おつり”が分からない。”1ダースが何本かしらない(そもそもダース自体を知らない” など、語彙力的なところに問題があるパターンです。
書いてある言葉をしらないから、全然意味が理解できない。
ここで、私が注意しているのは、質問に来た生徒が上のどのパターンに当てはまるのかを瞬時に判断すること。
それはどうやって見分けるのか?
それは、質問に来た生徒が再度問題を読んでいる間に、顔をしっかりみて(凝視するぐらい)「この子はどこでつまづいているんだ?」を必死に読み取ります。
これは難しいのですが、そこを読み取れることがプロだと思っています。
だから、生徒が問題読み終わったら「ここが分かってないんじゃない?」とピンポイントで指摘すると、生徒はとてもスムーズに理解できます!
その指摘を繰り返すことで、生徒自身が気づき、自分の力で問題に立ち向かえるようになります。
そうなると、今度は質問の仕方が変わります。
「センセ、分かりません」
↓
「センセ、ここはこうやって考えたんだけど合わないんだけど」
「センセ、この考え方じゃないの?」
こうなると、あとはどこが混乱の元かを探すだけ。
本当に自分の力で考えるようになるし、
「もうそれ以上説明せんといて!自分でやる!」というようになります!
これをするためには、普段からの生徒の様子を見ておくことが大事だ思っています。さらに、どういうアプローチがぴったりなのか、生徒の個性もつかんでおかないとできないこと。
いつもとなにか違うな?と感じることも大切なカンだと思っています。
だからいつもどの子とも真剣勝負です。
でも、「あ!センセ、わかったよ!」といってくれるときの
笑顔は本当に私のご褒美だと思っています。
3連休あけ、夏休みも始まります!
しっかり生徒の顔を見て、一緒に頑張って圧夏を乗り越えたいです!
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『せいらん教室』
大津国分1-9-19 ソシエール大津1F
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『ふじみ教室』